昨年12月から中国内陸部の湖北省武漢で原因がわからない肺炎患者が増えている問題で、新型コロナウイルスが検出されてニュースとなっています。
日本でも新型コロナウイルスに感染した患者が発見されるなどしています。
新型コロナウイルスの予防法はある?
そもそも新型コロナウイルスって何?
などを調べてみました。
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新型コロナウイルスの予防法は?
新型コロナウイルスって感染したら怖いってイメージですよね、
でも、厚生労働省では「一般的な感染症対策をしっかりして、過剰な心配をしないように」と呼び掛けています。
通常の生活をしている人への感染リスクは現時点では低いのではないか、とも発表されています。
一般的な感染症対策ってどうすること?
咳が続く人はマスクをつけましょう
石鹸で手をよく洗いましょう
うがいを心がけましょう
風邪やインフルエンザに罹らないようにする予防法と同じですね。
通常の生活をしていれば感染のリスクは低いということなので、神経質になりすぎないようにしましょう。
話題になっている「濃厚接触」とは?
新型のコロナウイルス関連でニュースなどで話題になっている「濃厚接触」について厚生労働省の結核感染症課は1月16日このように説明しました。
「明確な定義はありませんが、衣食住をともにする家族とか、仕事で席が近い同僚とかと長くいるというイメージだと考えて下さい。性的なものも含まれていますが、今回は、確認できていません」
また、濃厚接触でない場合の感染については、否定的な見方をしているようです。
「中国で発症が確認されて数週間経っても、感染者が増えていませんので、持続的な感染の可能性は非常に低いと考えています」
今回の新型のコロナウイルスは、感染者が増え続けるような証拠は確認できていないそうです。この点はインフルエンザが流行するような仕組みとは違っているとのことです。
新型コロナウイルスって何?
中国内陸部の湖北省武漢で2019年12月以降、原因不明の肺炎の患者が相次いでいる問題で、日本やタイでも新型のコロナウイルスが検出され、感染拡大が懸念されている。
世界保健機関(WHO)は1月14日、中国当局からの情報提供を受け、中国の武漢市で発生している原因不明の肺炎の患者から検出されたウイルスは、新型のコロナウイルスと確認されたと明らかにした。
コロナウイルスは、深刻な大流行を起こしたSARS(サーズ)やMERS(マーズ)を引き起こす病原体で、今回の新型はこうしたコロナウイルスと多くの共通点があるという。今回の肺炎は、これまでに武漢市で41人が発症し61歳の男性1人が死亡している。
患者は、同市中心部の海鮮市場(華南海鮮城)に出入りする人々がほとんどで、3日以降は中国で新たな患者は確認されていない。
以前中国で謎の肺炎とされたSARS(サーズ)というものが流行りました。2002~2003年にかけて中国の広州を中心に流行しました。
現在この新型のウイルスは、SARSコロナウイルスと名付けられていて、おそらくハクビシンのような動物から人に感染したものだと推測されているそうです。
肺炎患者の治療法はあるの?
世界保健機関(WHO)によると、肺炎患者の治療法については、現在のところ対症療法しかないとしている。新型ウイルスの発生や、人にどのように感染するのかは調査中だ。人から人への感染については、WHOは今後も分析が必要だとしている。
現状がわからない現時点では、WHOは、国は旅行や国際などで人が移動する際に、感染者を水際で阻止することに傾注するよう指摘している。
新型のウイルスだけに、まだまだ分からないことがあるようです。
これ以上感染が広がらず、少しでも早く治療法が確立されることを望みます。
まとめ
新型のコロナウイルスの予防法は、風邪やインフルエンザと変わらない方法で大丈夫のようです。
過剰に怖がる必要はなさそうですが、咳がひどい時はマスクをつけ、手洗いうがいをするなど、通常の予防対策だけはしておくよう心がけましょう。